フォトフェイシャル
フォトフェイシャルは、IPLというマイルドな光による美肌治療のことを言います。
フォトフェイシャルの光は、レーザー光ではなくIPL(さまざまな波長の光が間欠的に照射されること)というフラッシュライトです。
フォトフェイシャルは医療機関のみでの治療です。簡単にいえば、素人がシミ(肝班・皮膚がん等)の知識なく施術するとトラブルをおこしかねないので、法律で禁止されているのです。
フォトフェイシャルの効果
フォトフェイシャルで、しみ・くすみ・しわ・たるみ・毛穴開き・にきびやにきび跡の赤み・赤ら顔などの肌トラブルを手軽に改善することが可能だそうです。
フォトフェイシャルの特徴
フォトフェイシャルはこれまでのレーザー治療とは違い、ダウンタイムが無いのが特徴です。ダウンタイムとは施術したと悟られないで、人前に出られるようになるまでの時間のことです。
従来のレーザーは照射後に2~3週間はクスリを塗り、ガーゼを当てる必要があり、人に会う度に説明しなくてはならない不自由さがありました。
その点フォトフェイシャルは肌へのダメージが少ないため、施術後はすぐにメイクしてお帰りいただけます。
フォトフェイシャル治療の流れ
一般的な治療手順は以下のようになるようです。
- 麻酔をご希望される方へは、塗るタイプのクリームによる麻酔(※)を行います。
- フォトフェイシャルを照射します。痛みは輪ゴムで軽くはじかれる感じです。
- フォトフェイシャル直後、軽度の赤みが出ることもあります。
- 必要に応じクーリングします。
照射時は輪ゴムではじかれたような痛みを多少感じる場合もあります。
効果は、施術直後でも実感できますが、施術の数時間後にかけて、だんだんと効果が上がってくるのが特徴です。
かさぶたができることはほとんどありません。治療後、お化粧をしてすぐお帰りになれます。
※上記内容は一例です。医療機関により内容が異なる場合があります。
フォトフェイシャルの安全性
フォトフェイシャルは非常に安全な治療法といえます。カメラのフラッシュ程度のやわらかい光が、肌トラブルの原因となるメラニン色素や毛細血管などにのみ働くので、周辺の肌に影響を与えることはほとんどなく、副作用の無い治療法といえるでしょう。
フォトフェイシャルの注意点
フォトフェイシャルは非常に安全な治療法ですが、やはり施術後の養生で注意しなければならない点がいくつかあります。キレイなお肌を得るためにも、細かい気配りで最高の結果を得られるように気をつけましょうね。
- 施術当日の入浴とサウナは避ける。
- フォトフェイシャル後、かさぶたができることがありますが、自然にはがれ落ちますので、無理に引っかいたりしない。
- フォトフェイシャルの治療期間中は紫外線対策をしっかり行い日焼けを避ける。
- お肌の保湿を十分に行う。