生活改善でにきび予防
通常の生活習慣を改善することは、にきび予防に意外と効果的です。
にきびになる原因そのものを改善しないといくらにきび治療をしても、何度もにきびが繰り返してしまうことにもなってしまいます。特に大人になってから発生したにきびは、生活習慣(生活環境)の変化が大きく影響していることが多いようです。にきびを発生させないためにも、基本的な生活習慣を見直していくことは大事だと言えますね。
服装でにきび予防
にきびの中でも背中にできる背中にきびは、服装をはじめとする刺激物から肌を守ることで予防・改善効果が期待できます。
夏場には多量の汗をかきますが、汗は細菌を増殖させ、にきびに悪影響を及ぼします。汗をかいたらすぐに拭き取るようにこころがけましょう。汗の吸収の良い素材の服や、肌に刺激が少ない綿の下着を着るなどの工夫は効果的です。
また、洗濯の際に使用する洗剤は、すすぎが十分でなく服に残った場合は、刺激物として肌荒れの原因になります。十分にすすぎをることで洗剤を残さないように注意しましょう。
食生活でにきび予防
食事は1日3回、きちんと規則正しくとるようにしましょう。
また、揚げ物など脂肪分の多い食材、コーヒー、アルコール、甘いものは皮脂の分泌を増やしやすいので控えめにしましょう。にきびは皮脂の過剰分泌が原因になることが多いので、この皮脂の材料となる糖分や油分を抑えるのは、にきび予防に効果があると思われます。ただし、あまりに厳しく控えるのは、精神的ストレスなどの原因になり逆効果ですので、余裕を持って、摂りすぎないようにしようという程度がよろしいのではないかと思いますね。
睡眠でにきび予防
不規則な生活を強いられることの多い現代人には睡眠不足はつきものですが、生活習慣の中で最も改善したいのがこの睡眠不足です。睡眠不足が続くと肌の調子が悪くなるものです。朝の化粧ののりが悪いといった経験をお持ちの方も多いでしょうが、これは肌の調子が悪くなっている証拠とも言えます。肌は体調の変化を敏感にあらわします。十分な睡眠で体調を整えて、肌にも同じように休息をあたえてあげましょう。